【和歌山】本州最南端へまあ、きてみやんし!串本町のご紹介

和歌山県串本町を紹介する人

博多 敏希(はかた としき)。出身は和歌山県新宮市。

職歴:千葉でラーメン屋店員→パラオでエコツアーガイド→東京で住宅設備営業→現在

趣味:写真撮影・バスケット・マリーンアクティビティ

協力隊就任:2016年6月着任 

活動内容:観光関係、串本町内の情報発信、地場産品を使った商品開発、古民家活用 

     遊休農地活用(串本ブランド芋栽培、加工販売予定)

パラオ時代の博多

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串本町を選んで移住したきっかけを教えてください

ここ、串本町にある有田地区は父が生まれ育った場所で、私の祖父母がいた場所です。私も生まれてから毎年、夏と冬には串本に来ていました。

小さいときは有田地区の川でよく遊んでいました。毎年のように川で川エビを取って、から揚げにして食べていたんです。笑 

そんな小学生でしたが、高校大学、社会人になり、海外にも4年間住んでいたので、実家に帰る回数もどんどんと減り、年に一度帰れるかどうかという状態でした。

これからの将来の事を考えていて「親に会うのもあと20回くらいかな」なんて考えると、なんかとても少ない気がして寂しいなと思った事が和歌山に帰るきっかけでしたね。

和歌山周辺にいればいつでも帰れるかなと思って、地域おこし協力隊の制度を使って地元周辺を探し始めました。 

地元新宮もあったけど、パラオではエコツアーガイドとして綺麗な海で毎日仕事していた事や、串本にサンゴがたくさんあること、山も川もとってもきれいな事などもあって、父の実家でもある串本を盛り上げていこうと思い応募しました。

採用が決まって、家族も大変喜んでくれました。 

串本に来てから、一年半経ちましたがまだまだ知らないこともたくさんあります。

これから、もっと串本の魅力を作って、発信していきたいなと考えています。

やっぱり観光地は遊べる場所を作らないとね~!!

みなさん、一緒に遊びましょう!笑

 

 

串本町ってどんな町か教えてください

串本町は、本州の最南端に位置する場所です。本州の4端のひとつでもあり、4年に一度4端サミットが行われています。 

現在すさみ町まで高速道路が延びて来たので、大阪から3時間ちょっとで来ることができます。

あと数年で串本まで高速道路延伸が決定しています。

本州で最南端といわれるだけあって、気候はとても暖かいです。

冬も気温はそこまで下がらないですし、夏は都市部よりもかなり涼しいんです。

産業は主に、漁業と観光です。

国の名勝「橋杭岩」はとても有名で、まだまだ知らない方も多いはず。

近大まぐろの完全養殖が初めて成功した場所でもあり、マグロの販売でも力をいれています。 

歴史的な背景が観光に繋がっている場所も多く、本州最南端の望楼の芝、トルコ記念館、樫野崎灯台、無量寺などがあります。昭和40年代は、観光でかなり盛り上がったみたいですね。

 

2016年に熊野古道大辺地が世界遺産に追加登録され、これから観光客は少しずつ増えいくと思われます。

世界遺産、日本遺産、ラムサール条約、吉野熊野国立公園等 国も認める魅力もたくさんあります。

 

 

あなたにとって串本町の魅力ってなんですか?

毎年串本町に来ていたと書いたのですが、実は祖父母の家のある有田地区にしかほとんど行っていなかったのです。

なので、串本の魅力はほとんど知る事は無かったですし、中学校くらいからは川で遊ぶこともなく、お墓参りくらいの時間しかなかったので、何もなくてつまらない所だなと感じるようになっていました。

パラオ共和国で過ごした時間の影響はすごく大きくて、自然の中で暮らすことの素晴らしさ、楽しさを学びました。帰国してからの東京暮らしは大学の時とは感じ方が変わりましたね。海も川も山もなく、ビルしかない場所は、不自然だな~という感情でいっぱいでした。だって、朝の満員電車で疲れ果てている人たちをみて、日本は元気になれないよな~!なんて考えたりもしていました。笑

串本に来て思い返してみると、私が高校のときはまだネットでの通販もそこまで進歩していなかったので、どうしても買い物とか都会の方がいいな~なんて感じていました。でも今は都会の人もネットで買い物しますよね。とても便利になりました。逆もあって田舎から個人でもいろいろなものを販売することができるので、やり方や商品次第では、競争相手なく商売ができるかな。

 

もうひとつ大きな事を上げると、移動手段です。高校の時って移動範囲が狭いですよね。大人になって帰ってくると車があるんですよ。勿論購入するとは思うんですけどね。笑 たまに譲ってくれるっていう人も田舎にはいますよ。笑

この移動範囲が大きいことは、とても魅力です。和歌山県は熊野の名前でしられていますが、特に紀南地区は素晴らしい歴史がたくさんあります。

一日では絶対に周りきれないので、外国の方々は2週間と泊まる方もいるくらいです。

 

地域おこしとして串本をもりあげる事を仕事の目的としていますが、町内だけにはこだわらないようにしています。隣の町の魅力もどんどん発信しています。車で行ける1~2時間くらいはもう、全て盛り上げたいと思っていますから。なぜなら、観光客にとっては自治体区域を跨ぐことは全く関係ありませんからね。

 

とはいっても串本の魅力はいっぱいあります。 

まず、海がきれいで、サンゴがたくさんあるんです。私もサンゴの保護に関わっていた人間なので、海に関しての知識はつめこみました。サンゴがたくさんあるってことは、水が透明なんです。サンゴは光合成を行って大きくなっていきますので、これほどたくさんのサンゴがあるってことは、光合成にはもってこいの場所ってことなんです。

そして、サンゴがたくさんあるということは、小魚たちの素晴らしい住処になります。さらに、串本の変わった地形により、東と西では生態系が違う事。西側では黒潮があたり、熱帯の生き物たちが流れてくるんです。南国の海を感じることができますし、日本の魚たちにも会うことができます。東側では、昆布やアワビ、伊勢海老など冷たい場所で生息する生き物たちも見ることができます。海をかたり始めると長くなりますのでこの辺りで。笑

本州で串本の海に優る場所はないと思われます。

 

串本は平成17年に旧古座町と合併しました。古座地区にも素晴らしい景観の町並みが残っていますし、

日本遺産となった河内祭りも、現代でも町の方々にとって重要な祭りです。

古座川町と古座をまたいで流れる古座川もとても綺麗で、都会の方々が見た時にはすごく感動して帰ります。上流にはオオサンショウウオも生息していて、ダイビングで見に行くツアーもあります。

日本でも特化した自然と共に過ごし栄えてきた串本には、まだまだ世界に発信できるものがあります。

今後は古民家活用でも、インバウンドの誘致にも力を入れていきたいと考えています。

是非お時間ある方は、見学に来ていただければと思っています。

 

串本町で暮らしてみてわかったマイナスポイントを教えてください

マイナスポイントは、夜遅くなった時に食事ができる場所が少ないことでしょうか、串本町内はまだ良い方ですよね。笑 もっと集落の方へいくとコンビニもありませんからね。 

あとは雨の日に遊べる場所が少ないこと、雨の日は大型のスーパーマーケットに人が集まります。人口も少ない場所なので、必ず誰かに会うという点はマイナスポイントになるかもしれませんね。

これはどこにいっても同じですが、車が無いと生活しにくい所ですね。公共の交通機関が充実していないので移動はほとんど車です。特急電車使うよりも、車の方が早い時もありますよ。笑

あと、学校に関してもマイナスポイントがあります。 少子化で生徒の人数が少ないという事です。少人数だと勉強や教育などの目は届きやすくなると思いますが、子ども達の選択肢はもしかしたら減るかもしれません。 特にスポーツに関して、隣の中学ではサッカーができるけど、ここではできないということもある。だから、ちょっと遠いけど隣の中学にいく、更に人が減るという循環です。でも、串本はまだまだ生徒は多い方ですね。

 

串本町の先輩移住者はどんな仕事をしていますか?

串本の先輩移住者は観光関係で働いている方が多いです。

串本海中公園、観光タワー、ホテル、キャンプ場等。

また、紀州備長炭を作っている方もいますね。

最近は、私たちと同じく、串本のブランド芋に注目して、加工品を作って販売する事業所も立ち上がりました。 

独立して、体験事業(マリーンアクティビティー)兼飲食事業をやられているかたもいらっしゃいます。

串本町では、2018年4月より「大江戸温泉物語」がオープンしますので、それにともない現在スタッフを募集しています。検索ワードは「串本 求人 大江戸」です。

ハローワークでも求人はあります。ネットでも検索可能なので、「串本 ハローワーク」で検索してみてくださいね。

 

串本町の空き家事情

空き家の情報に関しては、串本町役場内にあるワンストップパーソンの利用がおすすめです。

空き屋は町内にたくさんありますが、空き屋バンクへの登録数はかなり少ないです。 

町内では、アパート、マンション賃貸もあります。不動産がかかえている貸家もあります。

家賃の相場は高めですが、今後空き家などが増えてくれば料金はさがるかもしれませんね。

町営のアパートも串本の広報などで募集しているときもあります。

こちらはある程度の条件が必要になりますので、要確認です。

串本町の広報はホームページから見えますのでご確認くださいね。

串本町では、移住者支援住宅があり、最長一ヶ月かなりの低価格で古民家を貸し出しています。

これに関しては、ワンストップパーソンに聞いて見てくださいね。

また、和歌山県の移住補助金もあります。職場を決めずに、家族3人(夫婦、子ども)で移住してきた場合、最大で250万円の補助金がもらえる場合もありますので、こちらは和歌山県のホームページをご確認くださいね。

 

串本町に来たらぜひ寄ってみてほしいお店や場所

NAGI

大島にあるとってもおいしいパン屋です。遠くからもこのパン屋を目指して来られる方が多いです。

  

facebookページ

TSUBAKI

こちらも今年オープンしためっちゃおしゃれなカフェです。コーヒーもおいしいですし、チーズケーキも大人気。ランチもやっているので、是非寄ってみてくださいね。

 

海の家ラパン

先輩移住者が運営している海の家、最近は4月から10月までランチとカフェと海のアクティビティをメインにオープンしています。

農家カフェつくる

こちらも今年オープンしたカフェで、農家さん達がつくった食材を生かしたランチが食べられます。とても人気のお店です。

Facebookページ 

全て移住者の関わっているお店です。 串本町への移住者のみなさんやり手ですわ。笑

他の町(市、村)で羨ましいと思う地域はありますか?

私たちは、現在芋の栽培しているんですけど、農地の面積が少ないです。 

芋を作るのにもっと大きな面積があれば、もっと効率よくできるんですけどね~!! 

それを考えると農地がたくさんある場所もやりがいありそうやな~!と思うときもあります。

あとは、もともとスノーケリングとかカヤックのガイドをしていたので、三重県熊野市のマリンアクティビティ―での地域おこしがとても面白そうですね~!!

3年かければ事業化はできると思います。

でもたまに、串本でもカヤックとかやっているんですけどね!笑

なんだか懐かしくて、すごく気持ちがいいんですよね~!!

移住を検討する人へメッセージ

串本町内の中心はまだまだ人が多いので、THE田舎って感じはないですよ。

17000人もいるので、移住者がきてもよそ者が来たっていう感じではないです。

集落に移住を考えている場合は、事前にいろいろな人を紹介してもらうことをお勧めします。

集落はやはり人が少ないし、高齢化です。コミュニケーション能力の高い人がやはり望まれると思いますよ。

でも、そこまでキツイ人はいないなと感じています。周辺の挨拶はもちろん忘れずに。

おススメは祭りを手伝ったり参加したりすることで、仲よくなれると思います。みなさん地元の祭りは好きですし、誇りに思っていますし、若い人が来てくれれば特に喜んでくれます。

住みたい地域の祭りは要チェックですね。

  

 

仕事に関しては、ホテル業務(フロント、調理、サービス)、漁業関係(養殖、潜水士)などがあれば仕事は見つかると思います。あとは介護、看護師、医者はどこにいっても不足しています。

観光地なので、一度は遊びついでに見ていくと良いと思いますよ。

 

PRスペース

串本町HP

串本町地域おこし協力隊Facebook

和歌山 移住

串本町空き家バンク

地域おこしトルコ語観光案内Youtube

串本町の協力隊制度について教えてください

串本町の地域おこし協力隊は、現時点(2017/10/31)では臨時職員扱いとなっています。

4課に分かれて採用されています。串本町との雇用関係は有りです。

総務課(国際交流 トルコ人) 建設課(地籍調査) 

産業課(観光・情報発信) 福祉課(高齢者健康福祉) です。

それぞれ、各課のミッションはありますが、意外と自由度は高めですね。

勤務状況について

基本的には、月から金まで8:30分~17:15です。

イベント協力の依頼等がありますので、土日祝が出勤となった場合は、代休を使うことができます。

給与等について

基本20万となっておりますが、残業などがあった場合はその分支払われます。

給与とは別に住居の提供もありますので、家賃がかかることはありません。また、協力隊の車の貸出しもあります。レンタカーの使用で平日は公用扱い、休日は私用扱いとなり、私用で走った分(km)の支払いを翌月に行います。1km10円で現在支払いをしています。

活動費は、それぞれのミッションに対して付けられていますが、家賃とレンタカーで半分ぐらい使用します。旅費、消耗品とその他ミッションに対する予算だと考えていただいて良いと思います。

副業

副業については、休日を利用して町おこしに絡んだ収入で、且つ町長の認める場合は副業が可能となっております。(例:イベント出店売上、イベント開催参加費、講演による謝礼、ツアーガイド料等)

しかし、これまでの体制の中で臨時職員としての扱いにかなり無理があるという事で、2018年度より委嘱もしくは委託という形に体制が変わる予定となっています。

串本町協力隊制度の良い所

役場内にいますので、安心安全、話し相手もいますし、協力者もいます。いろいろな方への紹介もしてくれますので、かなり心強いです。 

パソコンもあるし、プリンターも使えます。うまくコミュニケーションがとれるなら、町おこしのポジションとしては問題ないと思われます。

串本町協力隊制度への不満

現時点では、各課の担当はいますが、地域おこし協力隊全体の担当者はいません。

情報がきちんと入ってこないこと、セミナーや研修会への職員の参加がほとんどありません。

協力隊全員でイベントなどに出店等を行うときにはかなり面倒な手続きが必要になることもあります。

また、現時点では就業中に副業につながる作業などができない状況です。

3年後の定住支援というところではあまり考えられていません。

3年後にはまたどこかに移動するような方には大変良い環境ではないかと思います。

定住を考えている方は、十分に3年後の事を考えて応募することをお勧めします。

就業するのか、起業するのか、就農するのか、他に移住するのかという選択肢が考えられます。

しかし、今後体制を変えていく予定ですので、そのあたりはまた担当の方へご確認いただければと思います。

ちなみに、わたくし博多は現時点で2年目にとなりますが、外部の事業者と一緒に古民家再生事業の会社を立ち上げることになりました。 

たくさんの出会いがある中で、積極的に町おこしをやっていればいろいろな人の協力の元、起業したり、就職したりすることができます。 

もし、串本町の地域おこし協力隊に興味がある場合は、一度ご連絡いただければと思います。

まずは、串本を案内させていただきます。

↑串本町協力隊員4名?笑

↑今後改装する築142年の古民家

 

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