【三重】海と山に囲まれたのどかな漁師町。三重県尾鷲市で暮らすススメ


光り輝く海、街を取り囲む高い山々。

おだやかな人々、ゆっくりと流れる時間、漁港で獲れる新鮮でとびきり美味しい魚。

「この街で暮らして良かった」

ただ単純に、僕はそう感じています。

もくじ

三重県尾鷲市を紹介する人

著者近影

 

はじめまして。三重県尾鷲市(おわせし)の地域おこし協力隊、鈴木教平(すずききょうへい)と申します。

東京都出身で現在28歳。今までずっと東京から出たことがなく、大学を卒業後は不動産デベロッパー、広告代理店と勤務してきました。2016年3月より尾鷲市の地域おこし協力隊として着任し、今に至ります。

現在は尾鷲市への移住促進をミッションとし、日々マイペースに活動をしています。普段は空き家バンクの運営を皮切りに、移住相談や就業・起業に関するサポート、雇用創出のためのローカルビジネスの立ち上げ準備を行っています。

 

尾鷲を選んで移住したきっかけを教えてください

僕が尾鷲に移住した理由は、大きく以下の通りです。

①田舎暮らしをしたかった
②地域おこし協力隊に関心があった

③母の実家があり、昔から馴染みがあった

順番にお話していきますね。

①田舎暮らしをしたかった

さきほども触れたように、僕は26年間ずっと東京から出たことがありませんでした。引っ越しは数回経験したものの、東京23区以外に住んだ経験はゼロです。また学校も勤務先も全て東京23区内だったので、言ってしまえば狭い世界しか知らなかったわけです。「それじゃ人間的につまんねぇな」という想いが、いつの間にか僕の中には芽生えていました。

東京はそれぞれの街にドラマがあり、愛する場所です。しかし、全てが良いというわけじゃない。電車や道路は混雑するし、行き交うサラリーマン達は死んだ魚の目をしている人ばかり。空気も汚い、家賃も高い、どこへ遊びに行っても人だらけ。「東京は異常な街だ」という考えも確かに持っていました。

そんな僕の気持ちがハッキリしたのは、前職でハードな働き方に疲弊してしまったからです。毎日朝から終電まで必死に働き、休日も家で作業するか、オフィスに出勤して残りの仕事を片付ける。仕事は好きでしたが、プライベートの時間も十分に取れず心身共に疲れが取れない毎日に嫌気が差してきました。

「田舎でのんびり、人間らしい暮らしがしたい!」

仕事に疲弊し、合わせて窮屈でせわしない東京にも疲弊し始めた僕は、そうして田舎への憧れをどんどん強めていくことになりました。新しい世界に触れつつ、ゆっくりと羽を伸ばしながら自分の将来に向けて動ける時間を作る。田舎暮らしは当時の僕にとって、素晴らしい選択肢であると感じたんです。

②地域おこし協力隊に関心があった

僕は大学生の頃から地方行政や地域活性化に興味を持ち、ゼミなどで勉強をしていました。大学卒業後に入社した不動産会社も、オフィスビルやマンションの開発を通じて街に人の流れを創り出せることに魅力を感じて選びました。

入社後、会社と自分自身との様々なギャップを感じたり、マーケティングを勉強したいという想いから不動産会社から離れたのですが、それでも「地域活性化の仕事をしたい」という気持ちは自分の中では変わらずに存在しました。

そんな状況でふと存在を知ったのが「地域おこし協力隊」。田舎に行ってまちおこしを行い、地域に定着して起業することを目的とするその制度は、僕にとっては渡りに船と言わんばかりの興味深いものでした。

僕は田舎暮らしがしたいという想いの他に、「会社に雇われずに働きたい」という想いも持っていました。そのため、家賃などが安く事業リスクの低い田舎で起業を目的として活動できる点も、個人的にとても魅力的に映ったのです。

そして広告代理店での激務に疲れ始めた僕は、自然と地域おこし協力隊への転職の場を探すようになっていきます。その中で、検討していた地域の一つである尾鷲市の求人を発見したので「ぜひ面接をしたい!」と飛び込んで行きました。

母の実家があり、昔から馴染みがあった

実は、尾鷲は母親の出身地であり、子供の頃からたまに里帰りについて遊びに行った経験があったんです。

子供の当時は、尾鷲には友達もおらず遊ぶ場所もほとんど無いので、非常に退屈でマイナスなイメージを持っていました。が、社会人になって田舎暮らしへの憧れが強くなったタイミングで、数年ぶりに尾鷲へ遊びに行ってみると…

「うわっ、すっげーいい所じゃん」

と印象が180度変わったことが記憶に新しいです。笑 美味しい空気、眺めるだけで癒される大自然、人混みのストレスがない街、新鮮でうまい刺身、三重の地酒etc… 尾鷲のどれもが、社会人の僕には改めて新鮮で刺激的でした。

母親が出身でなければ、おそらく尾鷲市の存在を知ることすら無かったかもしれません。それを考えると、ゆかりのある土地であったことは移住を決めた最も大きな要素だったかもしれません。

 

尾鷲ってどんな町か教えてください

尾鷲市は三重県の南部にある、紀伊半島の深い山々に囲まれた小さな入江の漁師町です。市内南北に熊野古道伊勢路が走る宿場町でもあります。

三重県の県庁所在地である津市へは高速道路で片道1時間半程度。名古屋へはJR特急で2時間半、大阪や京都にも3時間以内で行けます。決して便利ではありませんが、不便すぎる立地というわけでもありません。

主な産業は漁業。漁港ではほぼ毎日新鮮な魚が水揚げされ、地元で消費・加工されたり、国内外に配送されたりと活気を呈しています。もちろん、尾鷲のスーパーなどで買える魚はどれも超新鮮で価格も激安!新鮮すぎて薄造りじゃないと食べられない刺身なんて東京じゃまず無いですよ。


獲れたてのヒラマサを刺身に!

尾鷲は観光地ではありませんが、多種多様な魚が釣れるため、釣り客にとても人気があります。休日では市内のいたるところで釣り竿をたらす人々がたくさん!また釣り船屋も非常に多く、関西・東海圏から遠征してくるお客さんで賑わっています。

 

 

 

あなたにとって尾鷲の魅力ってなんですか?

 

1:魚が安くてとにかく美味い!

漁師町である尾鷲の魅力は、何と言っても魚が新鮮でめっちゃ美味しいところ。しかも浜値なので激安です。


激安の魚たち

ちょっと見づらいかもしれませんが、分かりますか?赤カマス360円、トビウオ280円、カワハギ150円。これ全部当日水揚げの超新鮮なやつです。めっちゃ安くないですか??

あなたは知ってますか?新鮮な刺身って、身に曇りがなくてツヤツヤ、キラキラなんですよ!臭みも全然ないし、新鮮な刺身ならではの歯ごたえも楽しめます。もちろん刺身じゃなくて煮魚、焼魚など何でも美味です。

東京では刺身ばっかり食べていたら飽きるしお金がドンドン飛んでいってしまうけど、尾鷲だったらもはや日常食です。笑 地元の人は子供の頃から魚を食べ過ぎているせいで、こんなに美味しいのに好んで食べない人も多いくらいです。もったいねー

2:街がコンパクトで生活に便利


尾鷲の街はとてもコンパクト。日常の買物なら自転車だけで済んじゃいます。外の街に遊びに行くなら自動車は必須ですが、コンビニ・スーパー・家電量販店・ホームセンター・百円ショップ・TSUTAYAなどなど、普段使いのお店なら車がなくても気軽に行けてしまうんですよ。コレ、実は小学校などに通うお子さんがとても助かるんですよね。自転車くらいしか足がないから。

ちなみに、狭い街なのに、2017年8月時点でコンビニが6つ、スーパーは5つもあります…!あと百円ショップも2軒ある。約18,000人の人口の割に店多すぎなので便利です。笑

あと、物理的にも心理的にも狭い街なので、知り合いと遭遇する場面も多いです。それが嫌な人には田舎暮らし自体向かないと思いますが、僕はその会うたびに雑談できるアットホームさが大好きですね。嫌になるほど頻繁に出会うわけでもないですし。僕が育った東京の下町にも似てますね。

3:人が穏やかで優しい

「漁師町って気性荒いんじゃないの?」「紀州弁ってどぎつくて怖いから嫌だ」なんて考えているあなた、安心してください。尾鷲の人は確かに方言きついですが、穏やかな気性で優しくおっとりした人がほとんどですよ。

これ、東京で長年過ごしていると本当にありがたみを感じます。東京人は余裕がない&警戒心が強いので、基本的に見知らぬ人に冷たいんですよ。特に朝ラッシュ時とか殺気立ってます。他人に気なんて遣っていられないし、実際駅で他人を突き飛ばしてそのまま逃げる輩だっていっぱいいます。

尾鷲のような田舎では、何事も時間的にも精神的にもゆったりとしているので、人のことを気にかけ助け合う「結の精神」が働きます。他人が困っていたら放っておけないし、自分が困った時も誰かに助けてもらえる。だからこそ、人が穏やかで優しいんですね。特に尾鷲は暖かい気候なのも手伝っているのかな。

4:自然たっぷり!癒される!


海と山に囲まれた尾鷲では、その大自然をどこにいても堪能できるのが素晴らしいです。夕焼けに染まる街並みと山々の尾根、水平線に沈んでいく太陽、空の青と混ざり合ってエメラルドに輝く海…どれもが本当に癒される風景です。

そして、自然は眺めて楽しむばかりのものじゃありません!例えば、毎年水質が最高ランク認定を受ける三木里海水浴場。

熊野古道の中でも最も通行客、登山客数が多い峠である、石畳と尾鷲ヒノキの森が美しい馬越(まごせ)峠。


引用:http://camp-inn-miyama.com/activity/outside/kumanokodo/

めっちゃ透明度が高くて「奇跡の清流」とも呼ばれる銚子川。


10mくらい下にある川底がはっきり分かる

ご覧の通り、大自然を存分に楽しめるレジャースポットが尾鷲には満載なんです。その他にも船で沖へ出て大物釣りをしたり、ダイビングしたり、適度なワインディングの山道をツーリングしたり…。コンクリートジャングルの東京ではなかなか味わえない自然体験を毎日でも楽しめます。

 

尾鷲の先輩移住者はどんな仕事をしていますか?

地元企業や行政団体に就職している方もいれば、自ら事業を営んでいる方も多いですね。僕が把握している移住者(Iターン)の方々を一部ご紹介すると…

・東京都出身⇒自営業で左官屋
・大阪府出身⇒食堂のシェフ、漁の手伝い
・神奈川県出身⇒森林組合に就職
・千葉県出身⇒商工会議所に就職後、地元企業に転職
・広島県出身⇒お好み焼き屋を開業

という感じです。でも、Iターンの方で一番多いのは漁師ですね。尾鷲の早田町という集落では早田漁師塾という漁師になるための4週間の職業実習プログラムを開催しており、これに参加して漁師になった方が何人もいるんですよ。人口150人程度の小さな限界集落に、今では元気な若者が何人も住んでいます。


朝は移住者漁師で賑わう早田漁港

尾鷲で就職するとなると、お店の販売員や工場作業員、漁業関係などブルーカラーの職がほとんどです。現場作業であれば働くには困らない求人数はあります。ただし、事務職や総合職は数が少ないので、希望の職を見つけるのは難しいかもしれませんね。

また、都会から尾鷲にUターンしてきた方も何人かおられますが(うちの母も)、家業を継いでバリバリ頑張っている方も多いです。都会で培ったノウハウやビジネススキルを活かして新たな販路を開拓したり、商品をリニューアルしたり、お店をお洒落に改装したりと、地域に新しい風を呼んでますねー。

 

尾鷲の空き家事情

尾鷲はかつて林業で栄えた町。なので、住宅に使われている木材の質が素晴らしいんです。街全体に古民家が数多く残っているのですが、そのどれもが上質な木材で建築されていて趣きがあります。

ほら、ちょうど上の写真の物件も、天井の木材すごくないですか?ぶっといし、手で叩くとミッチリ詰まっている感じがハッキリと分かるんですよ。それに木材の価値を上げる「トラ目(虎の縞のような模様)」「バーズアイ(無数の鳥の目のような模様)」も出ていてすごく綺麗なんです。これ、今調達しようと思ったら高いですよ…。

市役所の調査によると、尾鷲市には空き家が1,000戸以上あるそうです。僕達は「おわせ暮らしサポートセンター」という団体で空き家バンクの運営を市から受託しているのですが、累計登録件数は130件ほど。まだまだ購入・賃貸できる空き家物件が出てくる見込みです。

もちろん、空き家をビジネスに使う事例もちらほら出てきています。例えば、三木浦町にある三木浦ゲストハウスは古民家をお洒落な一棟貸しの宿に改装したもので、外国人観光客を中心に宿泊客で賑わっています。他にも古民家カフェ、チャレンジショップなどなど、少しずつ住宅がお店にチェンジする流れも出てきていますね。

 

尾鷲に来たらぜひ寄ってみてほしいお店や場所

おわせお魚いちば おとと


尾鷲といえばやっぱり魚。漁師町だからこその安くて新鮮で美味しい魚が当たり前に頂けるのは本当に素晴らしいです。そんな尾鷲の魅力を体現したかのような施設が、尾鷲のメインストリートである国道42号線沿いの「おわせお魚いちば おとと」です。


おととは地元の水産会社「尾鷲物産」が営む施設で、自社で水揚げした鮮魚や東紀州の特産品、土産物などを扱う物販施設と、新鮮な魚介ランチが楽しめる食堂が併設されています。

ほら、見てください。食堂も鮮魚販売もお値打ち価格!!で、新鮮なのでめっちゃ旨いです。この値段でこのクオリティはコスパ半端ない。


ある日の食堂のメニュー


これ、実はおととなんです。安い!

おととではとにかく気軽に尾鷲の美味しい魚を味わえるので、ぜひ一度ランチに訪れてみてください。

夢古道おわせ


なかなか珍しい海洋深層水を使った温浴施設が「夢古道おわせ」です。食堂と古民家カフェも併設されていて、休日は尾鷲市内外からのお客さんで賑わいます。

お風呂は贅沢にもオーシャンビュー。静かな尾鷲湾を眺めながら、ゆっくりと海洋深層水に浸かっていると身体が芯からポカポカしてきて心地良いです。お風呂上がりには海洋深層水で作った塩をふりかけて頂くソフトクリームを食べながら、ハンモックに揺られてマンガを楽しむことだってできちゃいます。ここだけで半日いられるよ。

また、食堂は地元のお母ちゃんが作るランチバイキングの形式となっています。素朴な田舎の家庭料理を好きなだけ頂くことができますよ。もちろん、尾鷲で獲れた魚や郷土料理メニューもあります!


食堂でたらふくランチを頂いたら、古民家カフェで海を眺めながら一休み。落ち着いたらお風呂に浸かってゆっくりと過ごす。これだけで仕事の疲れも吹っ飛ぶし、ゆったりとした尾鷲を楽しむことができるはずですよ。

カフェ スケール


尾鷲のお洒落カフェの代表格?尾鷲でゆっくりコーヒーブレイクをするなら、鉄工所をリノベーションした素敵な空間が魅力の「カフェ スケール」がオススメです。


普通、鉄工所っていかにも「工場!」って感じで無機質なイメージじゃないですか。僕の東京の実家も鋼屋だったので、無骨で鉄臭い町工場の雰囲気を今でも覚えています。けど、スケールのカフェ空間は写真の通りこんなにもおしゃれなんです。工場らしい高い天井とむき出しの鉄骨がこんなにも趣きが変わるなんて…。

それに、テーブルとイスも鉄を使ったオリジナルなんです。古いミシン台や鉄を加工して作られていて、これがまたお洒落&鉄工所の雰囲気を残しています。その他にも洋モノアンティーク雑貨や季節のディスプレイ展示、アンティークの物販などもあり、その空間のこだわりには素晴らしいセンスを感じずにいられません。

 

この他にも魅力的なお店やスポットは色々あるのですが、紹介するとキリがないので主要な3店舗だけ挙げておきました。尾鷲は観光地じゃないけれど、こういう面白くてクオリティの高いお店がいくつもあるし、海も山も川も楽しめる大自然が魅力的な街。訪れたらきっと楽しいと思うので、ご希望の方は僕が案内しますよ。

 

尾鷲で暮らしてみてわかったマイナスポイントを教えてください

1:雨が強い!

尾鷲って、実は「雨が多い町」として全国的に有名なんですよ。日照時間は東京と同じくらいなのに、年間降水量は2倍以上。毎年全国上位にランクインするほどです。とにかく一度に降る雨の量がハンパじゃないんです。

感覚としては、「尾鷲で普通の雨」が東京で言う土砂降り。「今日はよう降っとるなー」ってレベルだと、よそではゲリラ豪雨でニュースになる勢いです。それほど一度にすごい量の雨が降るんですよ。雨の日はなかなか外に出られません…。

2:若者が少ない

どこの田舎でもそうなんですが、尾鷲は高齢化率40%超とかなり少子高齢化が進んでいるため、若者が少ないです。特に大学や若者に人気の職種が地域にないので、僕と同年代の20代〜30代の層がやはり少ないです。

若者はいなくても面白い人はいっぱいいるので楽しいですが、やはり同年代が少ないのは寂しいですね。。。最近は同年代の移住者が来てくれたので嬉しいですが。友人として楽しくやっていきたいです。

3:都会から距離がある

冒頭でも触れましたが、尾鷲は津市まで1時間半、名古屋・京都まで2時間半、大阪まで3時間少々という距離にある街です。不便すぎないとは言えど、やはり車で100km単位の距離を移動するのは骨が折れます。

僕はプライベートで頻繁に東京や関西に出かけるので、どうしても都会への遠さはネックに思ってしまいます。基本的に一泊旅行になるし、時間と体力、お金にそれぞれ余裕がないと厳しいですね…。

正直、どんな街に行っても良いところ、悪いところってありますよね。尾鷲も上に挙げたようにマイナスポイントは色々ありますが、良い部分とのトレードオフだと思ってます。

他の町で羨ましいと思う地域はありますか?

部分的にはもちろん思うことはありますが、地域おこし協力隊として尾鷲に住んで活動している身からすると、尾鷲で良かったなという想いが強いですね。家族もいるし、面白い仲間や助けてくれる方もいっぱいいる。食事も環境も街もすごく快適なので、これ以上をよその街に求めるのは難しいかなと。

まあ、それでも強いて挙げるなら隣の熊野市ですかね。熊野市は尾鷲のように海も山もあって風光明媚な環境で、七里御浜や丸山千枚田などなど観光地としても有名なので観光ビジネスがやりやすそうだなぁと。あと良い温泉もいっぱいあるので、温泉好きの僕にとっては魅力的ですねー。

遠方だったら…伊豆でしょうか。こちらも海も山もある場所で、至るところに温泉がある観光地なので環境が素晴らしいです。何より、熱海や伊東なら頻繁に東京や横浜に行けますからねー。プライベートを考えたら個人的にはすごく助かります。熱海には一度住んでみたいと思いますねぇ。めっちゃ人多いですが…

移住を検討する人へメッセージ


尾鷲への移住をサポートする同僚メンバーとの集合写真

「迷わず行けよ、行けばわかるさ」—アントニオ猪木が使ったこの言葉を捧げます。

確かに、田舎には求人も少ないし、給料も安いし、起業しても儲けるのは難しいし、ビジネスやテクノロジーも進歩しない。今の働き口や将来のキャリアを心配して移住の決心がつかない、というのは至極真っ当な不安だと思います。

でも、実際行ってみなきゃ分からないんですよ。田舎の良いところも悪いところも、実際に暮らしてみなきゃ分からない。あなたが都会で普通に働き口を見つけられる人であれば、思っているほど仕事って移住のネックにはならないです。田舎でダメだったら都会に戻ったり近くの都市まで働きに出ればいいだけだし、起業も言うなれば「ローリスク・ローリターン」ですから。

もしあなたが「人付き合いが嫌だから田舎にこもりたい」「働きたくないから自給自足で暮らせる田舎に行きたい」なんて考えをしているのであれば、僕は移住には反対します。田舎は人付き合いのできない人や評判の悪い人は排斥されるので、都会のほうがよっぽど住みやすいよ。

でも、そうでなければぜひ一度田舎に移住してみてください。特にその場所が尾鷲であれば僕も嬉しいです。転職もビジネスも移住も、一番大事なのは「やるかやらないか」です。やらなきゃ何も分かりません。不安になっているだけじゃ何も解決しません。ぜひ、一歩を踏み出してみてください。

PRスペース

・僕のブログ。雑記、たまに尾鷲暮らし⇒オワコン
・おわせ暮らしサポートセンター⇒HP Facebook
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尾鷲市空き家バンク
尾鷲市移住体験住宅「みやか」


 

ここからは「地域おこし協力隊」を検討している人のためのコーナーです。

尾鷲市の協力隊制度について教えてください

ミッション型ですか、フリーミッション型ですか

尾鷲市の地域おこし協力隊では、活動地域(集落)によって具体的なミッションが割り当てられています。僕の場合は市内全域への移住促進を行うミッションを与えられています。

活動内容や目的が明確で動きやすいぶん、ミッションに反する、あるいはそぐわない行動を取るには制限が生じます。個人的には、周囲の理解の得やすさ、事業の組み立てやすさが大きく違うので、ミッションベースで良かったと思っています(行政が不適切なミッションを設定していたら最悪ですが…)。

 

給与や活動費について教えてください

給料は月額208,000円。業務委託費として源泉徴収の後に市から支給されています。給与年額の残額約150万円が活動経費として使用を認められています。

経費に関しては期首に一括して振り込まれ、期末に清算を行う形です。市および国の会計基準に適合する形であれば、ほぼ自由に使用できます。

地域おこし協力隊の給料+経費総額は年間400万円。田舎からすると結構な額かもしれませんが、給料自体は安いので、そのままだと豊かな暮らしは決してできない金額です。そういった意味で、僕は自分でお金を稼げる人でないと、地域おこし協力隊になるべきではないと思っています。

 

勤怠管理はどんな感じですか

毎月初、活動報告書を市役所に提出しています。月20日以上の勤務を証明する必要がありますが、勤務時間の制限などは問われません。地域おこし協力隊の働き方を考えると当然かもしれませんが。

ただ、僕の場合は移住相談を受け付ける事務所を開設し、そこで勤務している関係で、事務所の営業に時間と休みを縛られています。これは致し方ないですね。

 

尾鷲市の協力隊制度のいいところを教えてください

先ほども言及した、ミッションベースである点が良いところだと思います。職員があらかじめ地域の地ならしを行ってくれているので、どの地域に着任した協力隊もおおむねスムーズに町に馴染んでいるようです。

また、個人事業主の形態なので、確定申告など将来の起業に必要なタスクを否応にでも実践しなければならないのも、僕にとっては良いポイントです。手取り額は少なくなりますが、雇われの身より節税効果も高いですし…。

尾鷲は担当職員が頑張ってくれているので(ほぼ一人で大変そうですが…)、僕達もとても動きやすいです。感謝。

 

尾鷲市の協力隊制度への不満があれば(行政との問題が起きない範囲で)教えてください

今は特に無いですね。ただ、僕の場合は役所とタッグを組んで仕事をする形なので、ビジネスを立ち上げようとする時などに役所の論理で否定されてしまう場合も多いのは不満ですね。

確かに行政は問題を起こせないし、地域や人々を平等に扱わなくてはならないのも分かりますが、今までずっとそうしてきたからこそ地域が衰退してしまったのが事実です。ソ連みたいなもんです。

担当職員がそれを十分に理解してくれているのがとても救いですが、日々落としどころを見つけながら仕事を作っている感じですね。それが耐えられない人は、協力隊にならずに一人でガンガン田舎で事業をした方が良いです。

 

☆尾鷲市では地域おこし協力隊を募集しています☆

僕達と一緒に、海と山をのんびり楽しめる尾鷲で地域おこし協力隊として仕事してみませんか?

普段はのんびりおっとりしている田舎町ですが、いざやる時にはアツい人々がたくさんいます。協力隊もそんな街の人々と一緒に、自分らしいワークライフスタイルを楽しんでいます。

現在は早田町の集落を拠点に水産販売などを行うローカルベンチャーを経営するお仕事、尾鷲市への移住支援や移住に繋がるビジネスを作るお仕事(僕の後釜)などでメンバー募集を行っています。

12月2日~3日で現地見学&ブリ料理とかでワイワイ交流会をするツアーを組んでいますので、地域おこし協力隊になりたい方、他の地域に転籍したい方などなど、積極的に参加してみてはどうでしょうか?

☆イベントのご案内はこちら☆

 

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